upcoming exhibition
west
松永知久展
-夢の残像-
2026.1.31 - 2.15
12:00 - 18:00(最終日16:00まで)

【 コンセプト 】
若いころから絵の題材に困ると、、、いつも、夜空をながめていました。
受験時代、美大時代は特に深夜ラジオを聴きながら妄想の世界を漂っていました。
安いラジオから雑音まじりに聞こえてくるJAZZやJポップ、歌謡曲も、、、、
夢は広がり、、つかめそうもない世界にあこがれ、、、幻を追いかけてきました。
半年前、二度目の甲状腺、リンパ節腫瘍の摘出手術を受けました。体力が落ち、大きな
絵の制作はかなりきつくなりました。
今は、治療と並行して大きな絵も再び描き始めております。
私の絵のテーマは「夢の残像」で、幼少期から青年期の想い出や周りの景色を基に
構成していく考え方で、ややシュールな世界です。
夢というのは、眠って見るものが一般的ですが、私の夢は、、、心の中に残っている
残像が夢なんです。
これを、絵にすることはやっかいなことで随分苦労します。
一般的には、スケッチ取材してから絵にするというのがふつうですが、その逆を進めます。
残像を基に、、実在する景色や物を探すという気が遠くなるような作業を楽しみながら
続けてきました。
まだまだ、想うことが形になっていませんが、、夢を追いながら妄想の世界を漂う楽しさは
やめられません。
ノスタルジックシュールと名付けていただいた形而上派、シュールレアリスム研究家の
杉山一三様(一級建築士)、、、気に入っています。
【 略 歴 】
1951
愛知県尾西市(現一宮市)に生まれる
愛知県立旭丘高校美術科~多摩美術大学(油画)
1975
一宮市教員に採用
1977
一水会展初入選 以後1994年まで出品
1980
渡欧取材旅行
1991
一水会展 佳作賞
1992
一水会展 会友推挙
1994
中部一水会展 奨励賞 受賞の年に退会
1997
個展活動開始
ギャラリーかしの木(川崎溝の口)
2000
個展活動と並行して美術家集団ポンデザールに参加~現在まで
中部総合美術展(名古屋タイムス)~最終回まで招待出品
2006
一宮市教員早期退職
個展活動再開
ギャラリー聚
ギャラリータマミジアム
カフェギャラリーシュウガ~2015閉店まで毎年
ノリタケの森ギャラリー~毎年個展
2010
森永(早瀬)聡美との二人展(ノリタケの森)始まる
2013〜2022
屋根裏工房展立ち上げ(ノリタケの森)
2018
第1回二つの個展(有楽町ぎゃらりー日比谷)×早瀬聡美 ~現在まで
2022
画集発刊「遠音近音」 屋根裏工房解散
2024
幻展(ゆめてん) 立ち上げ(ノリタケの森)~現在まで
2025
第4回二つの個展(有楽町ぎゃらりー日比谷)×早瀬聡美
幻展(ゆめてん)ノリタケの森
2026
岐阜水の音ギャラリーにて個展 +早瀬聡美(別棟)
幻展 ノリタケの森
現在 美術家集団ポンデザール会員
幻展YUMEーTEN 事務局
NHK名古屋日曜絵画教室、一宮虹の会などで講師
