exhibition
west

建部弥希展 -ひかりのカタチ 風のいろ-
2026.5.16 - 5.31
12:00 - 18:00(最終日16:00まで)
●作家コメント
可視・不可視に関わらず存在するものに焦点をおき、それを通して「時」を表現している。「時」という抽象的概念を表現するために私が描くモチーフの多くは、木漏れ日や陽だまり、そして水面に映る揺らめく光、等である。時間とともに明確なカタチをとどめることもなく存在し、消滅していく現象を画布に残していくのである。
また、2022年から制作を開始した「全面絵画」は、絵画とは何かという従来の理解に挑戦し、その定義の境界を拡張する試みである。一般的に絵画とは「線や色彩などを用い、物体の形を平面上に二次元的に表現すること」で、その平面が正面であり、その正面という一面を見る――これが所謂「絵画の見方」とされるものだ。私は普段からキャンバスの側面にも描くため、厚みのある側面が正面の続きとなって見える時もそれは絵画であり、「絵画=平面ではない」との意識を持っていた。「全面絵画」は自作の両面キャンバスに文字通り全面に描いている。絵画表現としては、通常の平面作品では見る者の想像に委ねられる画面外へと繋がる空間の広がりが、全面絵画ではその隣接する一面へ、そしてまた次の一面へと続いていく。どこが上面でどこが下面ということもなく、手にした人が自由に向きを変えたり、置き方を決めることができる。どの面も平面であり、且つ正面であり、絵画の持つ正面性や平面性も備えつつ、しかし一面一面が独立したものではなく表面には地続きとなる油彩表現がされ全面で1つの作品となる。しかし6面全面を同時に見ることはできない。だが平面上に描かれたものが絵画という前提ならば、この6つの平面に描かれたもの、これはやはり「絵画」であると言える。
今回、岐阜では初の個展となる。キャンバス作品や全面絵画を中心に新作、近作作品を多数展示予定。年代を感じる木造建築、和室もあれば白い壁面もあるギャラリー水の音の特徴的な空間にカラフルで色鮮やかな作品とのコラボレーションをぜひご覧ください。
【画歴】
2002
愛知県立芸術大学 美術学科 油画専攻卒業
2004
愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 油画専攻修了
◆主な個展
2025
Art beansギャラリー(新宿/東京)
2024
CROSS POINT (クアラルンプール/マレーシア)
2023,2025
木のなかGallery(豊明/愛知)
2022
かわかみ画廊(北青山/東京)
2021
ARTE CASA(名古屋三越栄店)
2020
詩穂音(日立/茨城)
2019
ioc東京ショールーム(南青山)
2019
イナガキ・コスミックギャラリー(西尾/愛知)
2018,2019
ArtMall(日本橋/東京)
2017,2023
スペースプリズム(名古屋)
2016
鯛の子ギャラリー(宮崎)
2015-2024
画廊若林(名古屋)
2014
ドラードギャラリー(早稲田/東京)
2011-2019
spectrum gallery(大阪)
2011
ShiftCube,文化フォーラム春日井(愛知)
2005-2010、2012-2019、2021、2023
銀座K’sGallery(東京・銀座/2012-2014京橋)
2005-2009
ギャラリー早蕨(名古屋)
◆主なグループ展
2025
4人展“Flowers of Japan” MIDNICE Gallery(バンコク/タイ)
2023 “
愛知芸術文化協会ANET30周年美術展“古川美術館/為三郎記念館(名古屋)
2022
“韻bloom”和食 懐韻(なつね)(名古屋/愛知)
2021
“CROSS OVER Vol.33 & Vol.34” 窯座(台中)、CROWN BUSINESS CENTER(台北/台湾)
2021
“CROSS OVER Vol.28” Kalwit Gallery(バンコク/タイ)
2021
“前夜”建部弥希×ナカムラミオ2人展 ハートフィールドギャラリー(名古屋/愛知)
2020
“ARTISTS FROM JAPAN”VIRIDIAN GALLERY(NY/U.S.A)
2019,2021,2022,2023,2024
“CORVUS”ギャラリーマルキーズ(名古屋)



