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exhibition

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​在るもの 西田麻紀展

​〜もの言わず、静かに寄り添う。大切なもの〜

2022.9.10〜9.27​

11:30〜18:00(最終日16:00)​
ご挨拶

震災・コロナ・他国の戦争・・この時代に生き、私たちは何気ない日常の大切さを身に染みて感じています。
憂鬱になりそうな世でも、(どちらが本当の世界なのか混乱しそうなくらい)青空は清々しく、陽光はまぶしく、

草木は葉を茂らせ花や実で彩りを魅せてくれる。
困っているのは人間だけで、自然は相変わらず美しく在り、季節は巡っていく。

美しいだけでなく不可欠なもの。もの言わず、私たちと常に在り、実はとても大切なもの。

酸素を作ってくれるのは草木で、山は水をたくわえ流してくれる。土は死を受け入れ微生物たちが命を再生する。

そんなことは小学校で習い、百も承知。だけれど、忙しい日常では忘れて暮らしています。

乱れた今だからこそ、そのことを強く意識するのかもしれません。私たちを取り巻く存在、ものいわず在るもの、それを表現したいと思いました。

人間は、自然の産物でありながら、どうやらそれだけでは生きられない厄介な側面があるようです。
人間界に生きる私たちが真に失いたくないものとは何でしょう?
苦難の時も楽しい時も、親しい人と語らいながらお茶を飲むような、そんな時間と場ではないでしょうか。

そよ風を頬で感じながら木漏れ日のもと、気の合う人とたちとおしゃべりをし、お茶や食事を共にするのは、どんなに気持ちの良いことでしょう。

私は、傍らに寄り添ってくれる木陰・陽光・せせらぎ・・様々な事象が感じられるような絵が描けたら、そのひとときに介在できたらと思います。

まだまだ未熟ではありますが、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。


経歴

1970年生まれ。愛知大学文学部哲学科卒、愛知県春日井市在住。
2015年より河合塾美術研究所(社会人コース)にて約7年学ぶ。
2017〜19.22 グループ展「Hotch Potch Potluck Party」名古屋市民ギャラリー矢田
2019. 初個展「欠片たち」茶楽家われもこう(春日井市)
2021. 個展「PROGRESS」茶楽家われもこう(春日井市)
2022. 水の音芸術祭(グループ・小品展)ギャラリー水の音
     グループ展「NAF」愛知芸術センター  アートスペース X